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「理学療法士1年目だけど辞めたい」
「理学療法士ってきつい」
期待を膨らませて理学療法士になったけれど、いざ働き出したら「辞めたい」と思ってしまった人もいるのではないでしょうか。
私は1年目であっても無理に理学療法士を続けることはなく、辞める選択もありだと考えています。
しかし、安易に辞めるのではく辞める前にはいくつか考えるべきことがあり、将来を見据えることも大切です。
本記事では、上記のように理学療法士1年目だけど辞めたいと思ったらどうすれば良いのか、辞めた方がいい人・辞めない方がいい人を解説します。
悩んでいる理学療法士1年目はぜひ参考にしてください。
理学療法士1年目で辞めたい人は意外と多い?
理学療法士1年目で辞めたいと感じている人はあなただけではなく意外と多くいます。
実際に私の働いていた病院では、毎年20人近くの新卒入職者がいましたが1年以内に退職している人が数人いました。
理由はさまざまで、リハビリ職を辞めている人もいれば転職して他の職場で頑張っている人もいるでしょう。
上記のように1年目で辞めている人は少なくありません。
厚生労働省の調査によれば、新規大卒就職者の離職状況は約10%となっています。
そのため、もし1年目なのに辞めたいと思っているのはやばい?おかしい?と悩んでいる方は安心してください。
理学療法士1年目で辞めたいと感じたら考えてほしい3つのこと
理学療法士1年目で辞めることはなんの問題もありません。
しかし、辞めたいと感じたらまず以下の3つのことを考えてみてください。
- どうして辞めたいと思ったのかを考える
- 辞めなかった時のことを考える
- 辞めた後のことを考える
「きつい」「先輩がこわい」「なんとなく」など辞めたい理由はさまざまだと思いますが、現状を振り返って落ち着いて考えてみましょう。
どうして辞めたいと思ったのかを考える
まずは、どうして理学療法士を辞めたいと思ったのかを改めて考えてみましょう。
たとえば、以下のように思って辞めようと考える人もいます。
- 理学療法士が思っていたイメージと違った
- 職場の先輩がこわい
- 仕事量・残業がきつい
しかし、明確な理由がなく辞めたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
社会人1年目は何かと辛いことやきついこともあります。
なので、なんとなくきついから辞めようと思っている人は危険です。
今後、理学療法士以外の仕事をするにしてもきついことを乗り越えられなくなってしまいます。
明確に辞めたい理由を言えるように現状分析をやってみましょう。
辞めなかった時のことを考える
次に、もしも辞めなかった時のことも考えてみてください。
たとえば、以下のようなことが考えられます。
- ストレスで体調を崩す
- イヤイヤながらにも続けられる
- 結局辞める
- 仕事に慣れる
上記のように辞めなければ体調を崩しダメになってしまうパターンも考えられますが、意外と慣れてしまえば長く続けられることも考えられます。
1年目で理学療法士を辞めることに反対はしませんが、辞めなかった時のことも一度考えてみることがおすすめです。
辞めた後のことを考える
最後に辞めた後のことを考えてみてください。
- 辞めた後やることが決まっているのか
- 辞めて後悔はしないか
- 辞めずに転職はどうか
上記のように辞めた後の進路が明確に決まっていることや後悔しないのかはとても重要なことです。
また、理学療法士を辞めるという選択ではなく他の病院や施設に転職するのはどうかまで考えられるといいでしょう。
理学療法士1年目でも辞めた方がいい人
1年目でも理学療法士を辞めた方がいい人は以下のとおりです。
- 理学療法士が向いていないと感じた人
- 理学療法士以外に興味が向いている人
それぞれ詳細を解説します。
理学療法士が向いていないと感じた人
実際に働いてみて理学療法士が向いていないと感じた人は、年数関係なく辞めてもいいでしょう。
働いてみて理想や想像と違い自分には向いていないと思うことはあります。
無理して続けていてもストレスや辛さを感じるだけです。
早い段階で向いていないと感じたのなら、辞めることになんの問題もありません。
しかし、前述したとおり辞めた後のことや辞めて後悔しないかなどは事前に考えるようにしてください。
また、自分だけで決めずに客観的な意見を取り入れるためにも先輩や同僚、友人に一度相談することがおすすめです。
理学療法士以外に興味が向いている人
理学療法士以外に興味が向いている人も年数関係なく辞めてもいいでしょう。
興味関心は環境や時期によって変わることはよくあります。
そして、興味があることや楽しいことを仕事にしたいと思うのも自然の流れでしょう。
理学療法士以上に興味があることをみつけ、仕事にしたいと考えているのであれば行動あるのみです。
または、副業や趣味から始めるのもよいでしょう。
興味があることや好きなことだからといってすぐに仕事にできるとは限りません。
上記のような場合は、副業や趣味から始めて最終的に理学療法士を辞める選択をするのがおすすめです。
理学療法士1年目で辞めない方がいい人
理学療法士1年目で辞めない方がいい人は以下のとおりです。
- 人間関係が合わなくて理学療法士を辞めたいと感じた人
- 働き方がきつくて理学療法士を辞めたいと感じた人
それぞれ詳細を解説します。
人間関係が合わなくて理学療法士を辞めたいと感じた人
人間関係が合わないと感じている場合には、理学療法士を辞める必要はありません。
1年目の場合、難しいと感じるでしょうが「転職」がおすすめです。
働くうえでは人間関係はとても重要になります。
しかし、人間関係が原因で理学療法士を辞めるのは早いです。
現在働いている職場の他にも理学療法士の働く場所は無数にあります。
転職することで、人間関係の悩みがなくなることは少なくありません。
入職して、同期との関係や先輩との関係に悩んでいる方は職場を変えて新たに理学療法士としてチャレンジしてみてください。
働き方がきつくて理学療法士を辞めたいと感じた人
働き方がきついと感じている方にも「転職」がおすすめです。
1年目では学ぶことや覚えることが多くあり、定時に帰れないことも多いのではないでしょうか。
きつい日々が続くと理学療法士を辞めたいと感じてくるでしょう。
しかし、働き方は職場によってさまざまです。
特に近年では「働き方改革」が進んでいるため、以前よりも残業は少なく休暇も取りやすくなっている職場が多くなっています。
想像以上に忙しく、身体や心がついていけないと感じたら転職を検討してみてください。
転職サイトは【レバウェルリハビリ ( 旧 リハのお仕事 )】がおすすめです。
理学療法士1年目で辞める前におすすめなこと
理学療法士を辞める前におすすめなことは以下のとおりです。
- 仕事を頑張りすぎないこと
- 働く場所を変えること
- 勉強すること
1年目であっても理学療法士を辞めることを否定はしませんが、上記のことを実践することで理学療法士として働きやすくなったり働くことに対しての意識が変わることがあります。
それぞれ詳細を解説していきます。
仕事を頑張りすぎないこと
まずは、仕事を頑張りすぎないことがおすすめです。
ここでの「頑張りすぎない」というのは、仕事を適当にやることや手を抜くことではありません。
社会人になると「早く仕事を覚えなければ」や「ミスしたらやばい」など責任感などから重圧を感じ頑張りすぎてしまう方も多くいます。
上記の場合に、悩んだ末に「辞めよう」と思ったり「向いていない」と感じてしまうこともあるでしょう。
頑張りすぎず、気張らずに仕事に向き合うことがおすすめです。
働く場所を変えること
次に働く場所を変えてみることがおすすめです。
前述したように「転職」して環境を変えることで人間関係や働き方がガラッと変化し好転することもあります。
辛くて悩むのであれば思い切って転職することを強く推します。
転職サイトは【レバウェルリハビリ ( 旧 リハのお仕事 )】がおすすめです。
勉強すること
最後に、勉強してみることがおすすめです。
学校を卒業し、国家試験に合格して理学療法士になっているわけですが、すぐに現場で思うようにリハビリができることはありません。
国家試験に合格するための勉強でなく、理学療法士としてのスキル、知識を上げるための勉強をすることで、働くことが楽しくなります。
実際に私も外部の勉強会に参加したり同期と勉強会をすることでリハビリが楽しくなったのを覚えています。
ここで学びたい分野や習得したい技術など理学療法士としての方向性や将来のプランを描けるようにもなるでしょう。
理学療法士1年目で辞めたいと感じたら|まとめ
本記事では、上記のように理学療法士1年目だけど辞めたいと思ったらどうすれば良いのか、辞めた方がいい人・辞めない方がいい人を解説してきました。
理学療法士1年目(社会人1年目)は覚えることが多く、心身ともに疲弊します。
その中で理学療法士を辞める選択をする方もいるかもしれませんが、辞める前に一度辞めた後のことや辞めて後悔しないかを考えてみてください。
また、理学療法士は続けて転職する方法もあります。
1年目であっても転職は可能ですので、環境が合わなかったり人間関係に悩んでいる方は転職を検討してください。
1年目を乗り越えた先に楽しいことが待っていることは多くあります。
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