理学療法士転職サイトおすすめ5選｜効率的な活用法とメリット・デメリットも解説

「転職したいけど何をすればいいのかわからない」

「転職サイトが多すぎておすすめを知りたい」

上記の悩みを解決します。

転職サイトは数が多いため、どのサイトに登録すればいいのかわからず適当に選ぼうとしている方も多いのではないでしょうか。

理学療法士の転職では、サイトごとに掲載情報が異なるため転職選びも重要です。

本記事では転職サイトの選び方から活用方法、メリット・デメリットまで解説していきます。

転職で失敗しないよう本記事を参考に気になる転職サイトを探してみてください。

転職サイトの選び方

転職サイトの選び方は以下のとおりです。

転職サイトはかなりの数があるため、質の良い転職サイトや自分にあった転職サイト選びが必要です。

転職サイト選びで迷わないようにそれぞれ解説していきます。

コメディカルに特化した転職サイトを選ぶ

転職サイトには、幅広い職種を扱っているサイトと職業に特化したサイトの2種類があります。

理学療法士が転職する場合には、理学療法士に特化した転職サイトに登録し転職先を探すのがおすすめです。

職業に特化した転職サイトのメリットとして、希望条件に合う求人情報を探しやすい点や、担当スタッフが専門職について詳しい点が挙げられます。

上記の理由から理学療法士に特化した転職サイトの方が転職活動がスムーズです。

そのため、理学療法士の職探しは、まずは特化転職サイトから探しましょう。

求人数が多い転職サイトを選ぶ

転職サイトを選ぶ上で求人数は非常に重要です。

サイト全体の求人数も重要ですが「理学療法士」で絞り込んだ求人数を重視するようにしましょう。

コメディカルに特化した転職サイトでも職種によって求人数はさまざまです。

希望する条件の求人を多く見つけ出すためにも求人数にも着目してください。

サポートの充実度で選ぶ

転職サイトを選ぶ際には「転職エージェント」と呼ばれる担当のサポートが受けられるサイトがおすすめです。

担当が付く転職サイトと担当が付かない転職サイトの2パターンがあります。

コメディカルに特化した転職サイトで担当が付く場合であれば、担当者は理学療法士について詳しく条件に合った職場を紹介してくれるでしょう。

また、日程調整や面接対策、条件交渉といったことまで代行してもらえます。

そのため、働きながらの転職活動でもスムーズに進行可能です。

しかし、担当者のいない転職サイトでは求人探しから見学・面接の調整まですべて自分でやります。

仕事中は電話対応もできないため、空き時間に少しづつ転職活動を進めることになるでしょう。

なかなか転職活動が進まず面倒にならないためにも転職エージェント型の転職サイトを選ぶことがおすすめです。

転職サイトおすすめ5選

おすすめの転職サイトは以下の5つになります。

各転職サイトの特徴を見ていきましょう。

転職サイト	PTOTSTワーカー	PTOT人材バンク	マイナビコ メディカル	PTOTキャリアナビ	レバウェル リハビリ
公開求人人数	約20,000件（2024年時点）	約17,527件（2024年時点、非公開除く）	約12,000件（2024年時点）	非公開	非公開
雇用形態	常勤、パート	常勤、非常勤	常勤、非常勤	常勤、非常勤	非公開
転職先	病院、訪問リハビリ、介護施設、クリニック、その他	病院、訪問リハビリ、介護施設、クリニック、その他	病院、訪問リハビリ、介護施設、クリニック、その他	病院、訪問リハビリ、介護施設、クリニック、その他	非公開
対応エリア	全国	全国	全国	関東、関西	全国
転職サポート	◯	◯	◯	◯	◯
タイトル	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る

PTOTSTワーカー

公開求人人数	約20,000件（2024年時点）
雇用形態	常勤、パート
転職先	病院、訪問リハビリ、介護施設、クリニック、その他
対応エリア	全国
転職サポート	あり
公式サイト	https://ptotst-worker.com/

PTOT人材バンク

公開求人人数	約17,527件（2024年時点、非公開除く）
雇用形態	常勤、非常勤
転職先	病院、訪問リハビリ、介護施設、クリニック、その他
対応エリア	全国
転職サポート	あり
公式サイト	https://www.ptotjinzaibank.com/

マイナビコメディカル

公開求人人数	約12,000件（2024年時点）
雇用形態	常勤、非常勤
転職先	病院、訪問リハビリ、介護施設、クリニック、その他
対応エリア	全国
転職サポート	あり
公式サイト	https://co-medical.mynavi.jp/

PTOTキャリアナビ

公開求人人数	非公開
雇用形態	常勤、非常勤
転職先	病院、訪問リハビリ、介護施設、クリニック、その他
対応エリア	関東、関西
転職サポート	あり
公式サイト	https://ptot-careernavi.com/

レバウェルリハビリ

公開求人人数	非公開
雇用形態	非公開
転職先	非公開
対応エリア	全国
転職サポート	あり
公式サイト	https://reha-oshigoto.jp/lp/4/03/

転職サイトの活用法

転職サイトの活用法は以下のとおりです。

転職サイトに登録しても上手く活用しなければ、転職活動はなかなか進みません。

転職サイトの活用法について見ていきましょう。

複数の転職サイトに登録する

複数の転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトによって求人数が異なりますが、求人内容もさまざまです。

自分の条件に合う求人はどこにあるのかはわかりません。

転職するにあたって、数多くの求人を見ることはとても重要です。

少なくても2つのサイトに登録してさまざまな求人を比べてみましょう。

具体的に希望を伝える

担当が付くエージェント型では、具体的に希望を伝えることが重要です。

職場に求める条件を細かく書き出し、まとめてみましょう。

希望年収や勤務形態、通勤時間などどんな細かいことでも希望はすべて伝えるようにしてください。

はじめから条件を妥協すると転職後の後悔につながります。

理学療法士の転職理由

理学療法士に多い転職理由は以下のとおりです。

それぞれ詳細を見ていきましょう。

仕事内容がハード

理学療法士の仕事内容は主にリハビリですが、他にも書類業務や他職種との話し合いなどもあります。

また、立場が上がれば後輩や学生の指導も任されるでしょう。

上記のように仕事内容は多岐にわたり、体力的・精神的にハードです。

このように年々ハードワークになり、ワークライフバランスが悪いと感じた時に転職を考え始める方は多くなります。

年収が低い

仕事内容に加えて、年収が低いことも転職理由のひとつです。

ハードワークでも仕事に見合った給料をもらえていれば頑張れる方もいるでしょう。

しかし、理学療法士は新卒から数年はそこそこ年収がいいと感じますが、昇給が少ないため5年もすれば年収が少ないと感じるようになります。

管理職などの役職に昇格すればいいですが、人数の多い病院勤務ではなかなかハードルが高いでしょう。

年収が上がらない危機感から年収UPを考え転職する方は多くいます。

ライフステージの変化

結婚や出産といったライフステージの変化も転職理由のひとつです。

ライフステージの変化によって年収が低いことやハードワークが問題になることはよくあります。

実際に理学療法士の稼ぎだけでは、子ども1人を育てるのも難しく、結婚後は共働きが必須です。

女性は結婚・出産を機に他業種に転職する方も多く、男性はより年収のよい職場に転職を考えるでしょう。

転職サイトを使うメリット

転職サイトを使うメリットは以下のとおりです。

それぞれ詳細を見ていきましょう。

働きながらでも転職活動が可能

理学療法士が転職サイトを使う最大のメリットは、働きながらでも転職活動が可能な点です。

働きながらの転職活動は限られた時間の中で、求人情報の確認から日程調整までをこなす必要があります。

しかし、エージェント型の転職サイトを活用することで、担当者が自分の条件に合う求人を絞りこんで紹介してくれます。

また、見学や面接の日程調整まで面倒なやり取りの代行も可能です。

プロのサポートを受けながら転職できる

エージェント型の転職サイトであればプロのサポートを受けながら転職活動ができます。

さらに、理学療法士向けの転職サイトであれば担当者の仕事に対する理解がよいためより効率的に転職サポートを受けることが可能です。

特にはじめて転職活動する方は、何をどうすればいいのかわからない方もいるでしょう。

転職サイトを活用すると担当者がなんでも教えてくれます。

スムーズかつ効率的に転職活動を進めたい方はエージェント型の転職サイトが必須です。

書類・面接対策もできる

転職サイトを使えば書類の書き方から面接対策まで可能です。

転職活動の際の悩みのひとつに書類関連と面接があります。

転職サイトを活用すると書類の添削や面接対策も無料です。

書類や面接は、あなたの第一印象を決める要因となります。

そのため、第三者に添削してもらうことで好印象をあたえる内容にできるでしょう・

転職サイトを使うデメリット

転職サイトを使うデメリットは以下のとおりです。

それぞれ詳細を見ていきましょう。

担当者との相性がある

担当者との相性が合わない可能性がある点が転職サイトのデメリットとして挙げられます。

手厚くサポートで転職活動ができる反面、担当者との相性が合わなければストレスです。

担当者との相性が合わないと感じた場合には、転職サイトのサポートに問い合わせて担当者を変更してもらいましょう。

また、ひとつの転職サイトにこだわらず複数の転職サイトに登録し相性のいい担当者とやり取りしていくのもおすすめです。

とにかく、働きながらの転職活動は効率が大切なので、ストレスがかからないようにしてください。

いい求人があるとは限らない

転職サイトにはいい求人（自分に合う求人）があるとは限りません。

転職活動をしている方は多くいます。

そのため、求人は常に変わっておりタイミングが大切です。

転職活動中はつねに求人情報にはアンテナを張っておきましょう。

また、いい求人に出会うためには複数の転職サイトを活用するのが有効です。

理学療法士の転職先紹介

理学療法士の転職先として以下のような場所があります。

理学療法士としての業務内容は大きく変わりません。

しかし、勤務形態や働き方、給与はそれぞれで異なります。

各職場について詳しく見ていきましょう。

病院以外の転職先に関しては以下の記事で詳しく解説しています。

併せて参考にしてください。

理学療法士が働く場所は病院以外はどこにある？転職や就職の悩みを解決

医療施設（病院）

理学療法士の転職先として多いのが病院です。

急性期や回復期、慢性期といった区分によってリハビリの目的が異なります。

また、病院の規模や対象によっても働き方や給料面で違いがあります。

幅広く経験を積むことができ、理学療法士として成長できるでしょう。

一方で、学生や後輩指導、業務外の勉強会などで時間が取られる傾向にもあります。

整形外科クリニック

整形外科クリニックでは主に運動器疾患の患者が対象です。

運動器疾患を中心に学び、スキル向上に努めたい方には向いています。

また、年齢層が幅広いため運動器疾患に関しては、さまざまな背景がある患者と関わりを持つことが可能です。

将来的にスポーツ分野に興味がある方は、スポーツに特化した整形外科クリニックを探すのもいいでしょう。

訪問看護ステーション

訪問看護ステーションは、介護保険分野です。

経営母体が医療法人である病院とは異なり営利法人であることが多くなります。

そのため、リハビリ業務以外にも営業活動など病院では経験しない業務も経験できます。

給与面では、インセンティブ制度が設けられていることが多く、病院勤務よりも年収UPを狙うことが可能です。

介護保険分野に興味がある方やインセンティブで年収UPを狙いたい方は検討して見てください。

訪問看護ステーションについては以下の記事で詳しく解説しています。

併せて参考にしてください。

理学療法士必見！転職するなら訪問リハ？働き方や訪問看護との違いも解説

介護施設

介護施設は高齢者の在宅復帰を目的とした場所です。

病院や訪問看護ステーションと比べると利用者のリハビリ頻度は下がります。

著しく回復することは少ないですが、生活動作や自宅復帰のための環境調整が大切です。

また、介護施設にはリハビリ職員が1人であることも多いためある程度の経験が必要となるでしょう。

公務員

理学療法士は公務員として働くことも可能です。

公立病院や行政機関で勤務する場合には公務員として扱われます。

公務員のため雇用は安定しており、基本は土日祝が休みです。

安定しているため枠が空くことは少ないですが、公務員として安定した収入に魅力を感じる方は検討するのもよいでしょう。

転職サイト比較まとめ

理学療法士の転職は、転職サイト選びと活用方法が重要です。

本記事では転職サイトの選び方から活用方法、メリット・デメリットまで解説してきました。

下記に概要をまとめます。

転職サイトの選び方

おすすめの転職サイト5選

転職サイトを使うメリット

ぜひ本記事を参考に転職サイトをうまく活用して、理学療法士転職を成功させてください。