理学療法士の現実!生活できない不安を解消する方法とは?

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理学療法士の現実!生活できない不安を解消する方法とは?

理学療法士の方は今後のキャリアを考えた際に「理学療法士のままで生活できるのか?」と疑問や不安に思われたことが、一度はあるのではないでしょうか。

結論、理学療法士として働き続けても生活はできます。

ただし、ライフステージや生活水準によって生活資金は異なるため場合によっては「生活ができない」なんてことがあり得るのも事実です。

本記事では、理学療法士では生活できないと言われる理由と言われないための方法を解説していきます。

また、パートナーが理学療法士の方に向けて、現役理学療法士が生活できる?できない?をリアルに解説します。

今後のキャリアに不安がある方やパートナーが理学療法士の方はぜひ参考にしてください。

理学療法士では生活できないと言われている理由

理学療法士では生活できないと言われている理由は以下のとおりです。

  • 給料が少ない
  • 退職金が少ない
  • 定年まで現役で活躍しにくい

各理由について詳しく見ていきましょう。

給料が少ない

新人理学療法士の給料は、手取りで20万円弱です。

新卒の給料としては、他職業と比べて特別少ないことはないと感じるでしょう。

しかし、問題なのは昇給が少ないことにあります。

A病院を例にすると、3年目で大きく昇給があり、その後は役職がつかない限り大きな昇給はありません。

役職がつけばキャリアアップし給料がどんどん上がる可能性はありますが、役職につけなければ大きな昇給はなく、手取り25万円前後の給料で働き続けることになります。

退職金が少ない

理学療法士は退職金が少ないことも生活できないと言われる理由のひとつです。

定年まで働いて、生活できないほどの退職金しか貰えないのはきついでしょう。

理学療法士の退職金の相場は、勤続年数につき8万7千円と言われています。

30年働いても300万円にも満たない額です。

一般的な中小企業では、勤続30年で700万円〜1000万円と言われているため理学療法士の退職金が以下に少ないかがわかります。

若いうちはいいですが、老後の生活を考えると不安に思う方も多いでしょう

定年まで現役で活躍しにくい

理学療法士は身体が資本です。

50代や60代になっても、20代や30代と同じ仕事量をこなすのは難しいでしょう。

もし、身体がキツくなる年代になっても役職がつかずにいたら相当きつい働き方になることが想像つきます。

長く働くことを考えると、長く活躍できる場所を早い段階から探しておくことがおすすめです。

理学療法士が生活できないと言われないための方法

理学療法士が生活できないと言われないためには、収入UPを狙うのが1番の方法です。

収入を上げるためにはさまざまな方法があるため、自分に合う方法で収入UPを狙ってみてください。

理学療法士が生活できないと言われないための方法は以下のとおりです。

  • 転職でキャリアアップする
  • 副業で収入減を増やす
  • 資産運用を始める

各内容について詳しく見ていきましょう。

転職でキャリアアップする

収入UPで1番簡単な方法は、理学療法士としてレベルアップ、もしくはマネジメント力を身につけ昇進を狙うことです。

現在の職場で昇進は難しいと感じている場合は、転職してキャリアアップを狙うのをおすすめします。

自分の経験を生かせる職場に転職することで、年収を上げることも可能です。

また、病院から訪問など領域を変えることでも年収が上がる可能性があります。

今後も理学療法士としてキャリアアップを考えているのであれば、転職を視野に入れてキャリアプランを考えてみてください。

副業で収入源を増やす

転職で収入を上げる以外にも副業で収入源を増やす方法があります。

理学療法士のバイトをするのもいいですが、理学療法士以外で収入を得ることをおすすめします。

なぜなら、理学療法士に依存せずに収入源を増やすことで将来の可能性が広がるからです。

隙間時間にできる副業例

  • 動画編集
  • プログラミング 
  • デザイン
  • ライター
  • ブログ
  • YouTube
  • SNS

上記は基本的にPCがあればできる副業です。

中にはスキルが必要なものもあります。

しかし、興味があることを学ぶことから始めれば、将来的に立派な収入源になるでしょう。

資産運用を始める

最後におすすめする方法は資産運用を始めることです。

転職や副業で収入を増やす方法とは異なり、お金の使い方を見直すイメージになります。

資産運用には、新NISAを始めることがおすすめです。

しかし、資産運用や新NISAがいいと聞いても何のことだかわからず、怪しいとすら思う方もいるでしょう。

なので、まずはお金の勉強からはじめて現在のお金の使い方を見直すことから始めるのがおすすめです。

理学療法士で生活ができないなら他の業種に転職はできる?

理学療法士として限界を感じているのであれば「他業種への転職」もひとつの道です。

例えば、私の知り合いの中には理学療法士から福祉用具関係の会社に転職したり、副業からはじめてデザインやライターの仕事をしている方がいます。

理学療法士から一般企業への転職は可能なので、理学療法士に限界を感じたら他業種への転職を検討してみてください。

もし、いきなり転職が不安だという方は副業から何かはじめて見るのがおすすめです。

現役理学療法士が伝える生活できない?できる?

ここでは現役理学療法士の私が、実際に理学療法士は生活ができる?できない?を本音で解説していきます。

今回は、以下の4つのケースに分けて考えます。

  • ケース①独身・実家生活
  • ケース②独身・独り暮らし
  • ケース③独身・同棲暮らし
  • ケース④既婚

各ケースについて詳しく見ていきましょう。

ケース①:独身・実家生活

独身で実家生活の場合、1年目から問題なく生活できます。

生活費を実家に数万円渡すことを考えても、自由に使えるお金で十分です。

実家暮らしだと「いつまで親の脛をかじっているんだ」と言われることもあるかもしれません。

しかし、自由にお金を使えるのは今のうちです。

実家暮らしの間に、今後のキャリアやライフプランを考えられると有意義に今後を過ごせるでしょう。

ケース②:独身・独り暮らし

独身で独り暮らしの場合、家賃によって生活が大きく左右されます。

家賃は一般的に給料の3割にするといいと言われており、3割程度に抑えられれば十分に生活できるでしょう。

その他、光熱費や食費などの出費があるので生活力が必要です。

とはいえ、自由に使えるお金が全くないわけではないので生活力を上げて自由度を高めることをおすすめします。

ケース③:独身・同棲暮らし

独身・同棲暮らしの場合、独り暮らしと同様にまずは家賃に左右されます。

しかし、同棲は家賃が折半になることが多いので独り暮らしよりは充実した家に住むことが可能で、かつお金の余裕も生まれます。

ここで注意したいのはパートナーとお金の価値観が合うかどうかです。

自分がいくら節約家でもパートナーが浪費家では、お金の余裕が生まれない可能性もあります。

理学療法士は基本的に給料が低いことを自覚し、お金の使い方を考えていきましょう。

ケース④:既婚

既婚の場合、共働きであれば十分に生活ができます。

しかし、片方が理学療法士(フルタイム)もう片方が主婦(主夫)の場合、大抵は生活できません。

もしも、あなたのパートナーが理学療法士で自分は主婦(主夫)になりたい希望があるのなら叶わない可能性が高いです。

理学療法士は生活ができないはウソ!ただし注意点あり|まとめ

本記事では、理学療法士では生活できないと言われる理由と言われないための方法を解説しました。

以下に要点をまとめます。

理学療法士では生活できないと言われている理由は以下のとおりです。

  • 給料が少ない
  • 退職金が少ない
  • 定年まで現役で活躍しにくい

理学療法士が生活できないと言われないための方法は以下のとおりです。

  • 転職でキャリアアップする
  • 副業で収入減を増やす
  • 資産運用を始める

「理学療法士は生活ができない」というのはウソですが、決して裕福な生活ができる給料でもありません。

特に結婚後は、理学療法士のみの給料で暮らしていくのはかなり難しくなります。

キャリアアップを目指して転職をするか他のスキルをみがいて副業で収入を得るか、自分にあったキャリアプランの参考にしてください。

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