訪問リハビリは大変?実際に働いて感じた大変なこと5選【体験談あり】

広告

訪問リハビリは大変?実際に働いて感じた大変なこと5選【体験談あり】

リハビリ職の方は、転職先に訪問リハビリ(訪問看護ステーション)を検討している方も多いのではないでしょうか。

実際に新卒で就職した病院から訪問リハビリに転職するパターンは多くあります。

そして、私も病院から訪問リハビリに転職したひとりです。

年収UPやキャリアUPを狙って転職する方もいますが、実際には訪問リハビリで大変なことも多くあります。

本記事では、訪問リハビリで働いていて大変なことやトラブルと対処法などを解説していきます。

訪問リハビリへの転職を検討している方や訪問リハビリに興味がある方はぜひ参考にしてください。

本記事の内容

  • 訪問リハビリで大変なこと5選
  • 訪問リハビリでのトラブルと対処法

訪問リハビリで大変なことだらけ?実際に働いて思うこと【5選】

訪問リハビリで大変なこと5選は以下のとおりです。

  • 車移動が大変
  • 有給取得が大変
  • ゴミ屋敷が大変
  • 営業活動が大変
  • 書類業務が大変

訪問リハビリは基本的に1人で行動するが故に大変なことも多くあります。

対処できることもありますが、自分だけでは対処できないこともあるため大変です。

それぞれ詳細を解説していきます。

車移動が大変

訪問リハビリでは移動が大変です。

私の場合、車移動の際に腰が痛くなることが多々あります。

病院勤務に比べると動く機会が極端に少なくなるので、運動不足も感じるでしょう。

一度の移動時間はそこまで長距離ではないですが、毎日車移動が続くと身体の不調も少なからず出てきます。

しかし、原付や自転車での移動に比べると車移動は楽です。

渋滞のリスクはありますが、天候に左右されることなくできます。

訪問リハビリをするのであれば、移動が大変と感じることはありますが車移動が1番おすすめです。

有給取得が大変

病院から訪問リハビリに転職して大変だと感じたことのひとつに「休みにくさ」があります。

病院勤務では、有給申請して申し送りをしておけば気軽に有給休暇が取得可能です。

しかし、訪問リハビリの場合は日程調整が必要になります。

自分が休むことでリハビリに穴を開けるわけにはいかないと感じることもあります。

また、他のスタッフに代行を頼む方法もありますがスケジュールがきついと頼むことができないことも多いです。

もちろん、有給休暇は労働者の権利なので取得は可能ですが、システム的に取りにくかったり手間がかかります。

利用者様との関係性ができていれば、スタッフが休むことに対しての理解も得やすいので日頃の関係性構築で改善できるでしょう。

ゴミ屋敷が大変

大変なことの中でも自分ではどうしようもないことが「ゴミ屋敷」です。

訪問先は綺麗な家だけではなく、ゴミ屋敷のような家も存在します。

高齢になると動くのも大変になるので、多少散らかっているのは仕方ありません。

しかし、度を超えた汚さの部屋があることも覚悟してください。

事前準備として手袋やシューズカバーを用意することで多少は対策可能です。

また、使い捨ての靴下を準備するのもいいでしょう。

ゴミだけではなく、タバコ臭も同様に事前に着替えや消臭スプレーを準備する必要があります。

営業活動が大変

訪問看護ステーションはケアマネジャーから依頼を受けて利用者宅へ訪問します。

そのため、事業所によってはケアマネジャーへの営業活動が必要です。

主に訪問の空き時間に営業活動をします。

病院勤務では経験しないことなのではじめは大変です。

しかし、営業により利用者が獲得できれば訪問で忙しくなり営業活動する時間も減っていきます。

訪問件数が増えれば、インセンティブにも影響してくるので大変ではありますが営業活動も業務のひとつとして重要なことがわかります。

書類業務が大変

訪問リハビリでは月末にまとめて書類業務が待っています。

病院と比較すると担当数も多いため、必然と書類業務の量も多くなります。

中には書類業務が要因で月末は残業が増える方もいるでしょう。

とはいえ、朝夕の時間や隙間時間を上手く利用することで意外と残業せずに月末の書類業務を乗り越えることも可能です。

実際に私は毎日ほぼ残業はなく、定時に退勤ができています。

訪問リハビリは大変なことだけではない!病院と比較してみる

表の項目で訪問リハビリと病院を比較すると一長一短であることがわかります。

病院は残業や勉強会などが多くあり、勤務後の時間が作りにくいです。

しかし、スタッフとのコミュニケーションは取りやすくいつでも相談できる環境にあります。

一方で訪問リハビリは、休みが取りにくいことやスタッフとのコミュニケーションが取りにくいことがありますが、残業はほとんどなく働き方もさまざまです。

訪問リハビリと病院を比較した表は以下のとおりです。

比較表

訪問リハビリはトラブルだらけで大変?トラブルと対処法

訪問リハビリで起こりうるトラブルは以下のとおりです。

  • 交通違反
  • 交通事故
  • 利用者からのクレーム

それぞれのトラブルと対処法について解説していきます。

交通違反

車で移動する場合には交通違反により、切符を切られる可能性があります。

一時停止や侵入禁止、スピード違反など違反してしまうと違反金を払う必要があります。

違反金は自腹になるため痛い出費です。

もちろん、安全運転していればまったく問題ないことですが時間に追われていたり焦っていると思わぬことが起こります。

車での訪問リハビリの場合には注意してください。

交通事故

訪問リハビリは交通事故によるトラブルの可能性もあります。

車以外でも自転車や原付でも交通事故は起こるでしょう。

安全に移動することはもちろんのこと事故発生時にどのような行動を取るべきなのか事前に確認しておくことが大切です。

利用者からのクレーム

利用者からのクレームもトラブルのひとつです。

クレームの中には理不尽なものもありますが、まずはケアマネジャーと管理者に報告し対応しましょう。

無理に自分だけで対応しようとせず、周囲に助けを求めるのも大切です。

訪問リハビリに将来性はあるの?

収入面から考えると以前は訪問リハビリ(訪問看護ステーション)の給料はよいとされていましたが、現在では一概には給料がよいとは言えなくなっています。

しかし、病院勤務を続けて昇進できなければ収入は頭打ちになるでしょう。

一方で訪問リハビリではインセンティブが発生する可能性や副業が許されることも多いため、収入面ではまだまだ将来性があります。

理学療法士としてのキャリアを考える際には訪問リハビリも視野に入れて検討することがおすすめです。

大変なことも受け入れて訪問リハビリに転職してみる

訪問リハビリで大変なことについて解説してきましたが、病院勤務でも大変なことはあります。

働くうえで大変なことは少なからず必ずあるでしょう。

そのため、事前に大変なことも受け入れて働く場所を選択することが重要になります。

そして、訪問者リハビリに転職するなら転職サイトに登録して求人を探すことがおすすめです。

エージェント型転職サイトなら担当者が給与交渉もしてくれるため、より年収UPの可能性もあります。

理学療法士におすすめの転職サイトは以下の記事で解説してますので参考にしてください。

訪問リハビリで大変なことまとめ

本記事では、訪問リハビリで働いていて大変なことやトラブルと対処法などを解説していきました。

以下に概要をまとめます。

訪問リハビリで大変なこと5選

  • 車移動が大変
  • 有給取得が大変
  • ゴミ屋敷が大変
  • 営業活動が大変
  • 書類業務が大変

訪問リハビリで起こりうるトラブル

  • 交通違反
  • 交通事故
  • 利用者からのクレーム

訪問リハビリと病院の大変なこと比較表

訪問リハビリは大変なこともありますが、まだまだ将来性もあります。

また、理学療法士の年収を上げる手段としてもよい選択肢のひとつです。

訪問リハビリに興味がある方や転職を考えている方はぜひ本記事を参考にしてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA