理学療法士が働く場所は病院以外はどこにある?転職や就職の悩みを解決

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理学療法士が働く場所は病院以外はどこにある?転職や就職の悩みを解決
たちはる
たちはる

転職を検討している理学療法士の中には病院で働いている方も多いのではないでしょうか?

病院に就職し、3年以上経つと同期が続々と転職し「そろそろ自分も転職したい」と考える方も多くいます。

とはいえ「なんとなく病院は嫌だ」と考える方もいるでしょう。

では、理学療法士が病院以外で働く場所はどこになるのかご存知でしょうか。

本記事では、病院以外でのおすすめ転職先や転職に役立つ資格、転職の流れを解説していきます。

まだ転職経験がない方でも安心して転職活動が出来るように、簡単に解説していきますので安心してください。

理学療法士の働く場所|病院以外でおすすめ転職先5選

理学療法士転職先

理学療法士の働く場所として病院以外でおすすめの転職先は以下の5つです。

  • 訪問看護ステーション
  • 介護老人保健施設
  • スポーツ・フィットネス施設
  • 一般企業
  • フリーランス

病院以外にも理学療法士が活躍できる場所は多くあります。

また、理学療法士としての経験や知識を活かしリハビリ以外の場で活動するのも選択肢のひとつです。

それぞれの特徴を詳細に見ていきましょう。

訪問看護ステーション

病院以外での転職先として訪問看護ステーションはおすすめです。

訪問看護ステーションは看護師だけでなく、理学療法士をはじめとしたリハビリスタッフも在籍している事業所が多くあります。

病院に比べると年収が上がるケースが多いのも魅力でしょう。

給与面だけでなく、訪問分野では病院を退院した患者が実際にどのように生活し、何に困っているのかをリアルに知ることが可能です。

さまざまな環境の中でリハビリをするため、対応力や生活に対する提案力が経験として身に付きます。

また、介護予防分野に興味がある方にも訪問看護ステーションはおすすめです。

訪問看護ステーションが向いている人

  • 介護保険分野に興味がある人
  • 生活に沿ったリハビリを提供したい人
  • 年収をあげたい人

介護老人保健施設

介護保険分野では介護保険施設もおすすめです。

介護保険施設は主に要介護状態にある方に対して、在宅復帰を目標としたリハビリを実施します。

施設によっては通所リハビリや訪問リハビリが併設されている場所もあり、施設入所者以外とも関わりを持てることもあるでしょう。

また、介護老人保健施設には医療スタッフが少ないことも多く、状況に応じた判断能力も求められます。

介護老人保健施設が向いている方

  • 介護保険分野に興味がある人
  • 状況に応じた判断ができる人
  • 他者とのコミュニケーションが好きな人

スポーツ・フィットネス施設

フィットネス施設やスポーツ関連で活動している理学療法士もいます。

高齢者に対してのリハビリよりもトレーニングをメインとした活動をしたい方におすすめです。

フィットネス施設やスポーツ関連どちらも理学療法士の知識だけでなく専門的な知識が必要となります。

トレーナーの資格などプラスαがあると転職時に有利です。

また、ヨガやピラティスといった資格も有効に活用できるでしょう。

スポーツ・フィットネス施設が向いている人

  • トレーニングやボディメイクに興味がある人
  • 若い人を対象に働きたい人
  • 特定のスポーツチームで働きたい人

一般企業

一般企業でも理学療法士のスキルを活かして活躍している方はいます。

たとえば、福祉用具メーカーでは理学療法士の知識と経験を活かした働き方が可能です。

また、住環境や健康予防のアドバイスなど一般企業でも理学療法士を求めているケースはあるでしょう。

病院でのリハビリ業務につらさや嫌気を感じたら一般企業も転職先の候補として検討してください。

一般企業が向いている人

  • リハビリ以外で理学療法士のスキルを活かしたい人
  • ステップアップしたい人
  • リハビリ以外でチャレンジしたい人

フリーランス

転職とは少し違いますが、病院以外での働き方としてフリーランスとして活躍している方もいます。

たとえば、理学療法士の知識・経験を活用して自費診療で独立開業している方やライターやデザイナーなどまったくの別分野で活躍している方などです。

フリーランスは給料の不安定さや社会的保証などリスクもあります。

しかし、理学療法士以外に得意なことがある方や技術面で自信のある方には明確なビジョンがあればおすすめです。

フリーランスが向いている人

  • 理学療法士以外に得意なことがある人
  • 自分のスキルを試したい人
  • 組織ではなく自由に働きたい人

理学療法士の転職活動|簡単3ステップ

理学療法士転職ステップ3

転職活動の流れは以下の3ステップです。

  1. エージェント型転職サイトに登録する
  2. 希望条件を伝えて求人情報を探す
  3. 見学or面接

転職活動の流れがわからない方でも上記の3ステップを把握して実行するだけです。

それぞれ順に解説していきます。

ステップ1:エージェント型転職サイトに登録する

転職活動するためには情報収集が重要です。

効率的に情報収集するために、まずはエージェント型の転職サイトに登録します。

エージェント型の転職サイトに登録することで担当者がつき、働きながらでも情報収集が可能だからです。

時間を無駄にせず、効率的に転職活動を進めたい方は必ず転職サイトに登録しておきましょう。

自分の希望する条件の求人はどこにあるかわからないため、転職サイトには複数登録することがおすすめです。

おすすめ転職サイトについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

ステップ2:希望条件を伝えて求人情報を探す

次は担当者に希望条件を伝えます。

希望条件を伝える際には、具体的かつ明確な転職プランを伝えることが望ましいです。

以下のような条件を伝えるとよいでしょう。

  • 希望する領域(病院?訪問?整形?脳外?)
  • 勤務形態(常勤、非常勤)
  • 残業やボーナスの有無
  • 年収〇〇万以上
  • 通勤時間〇〇分以内 など

すべての条件が一致する求人は難しいですが、詳細な希望があることで多くある求人の中から絞り込みやすくなります。

どんな条件がいいのかわからない方は「現在の職場での不満点と良い点」「将来やりたいこと」などから逆算して考えるのがおすすめです。

また、余裕があれば転職サイトで条件を絞り込み自分でも求人情報を見てみましょう。

気になる求人は積極的に情報を聞いてみてください。

ステップ3:見学or面接

求人情報を集め、条件に合う求人が見つかれば見学か面接に進みましょう。

見学や面接前には、履歴書や職務経歴書を準備しておくのが望ましいため、事前に記載していつでも持っていけるようにしておきます。

求人先が見学可能であれば、面接に進む前に見学することがおすすめです。

職員との会話や職場の雰囲気から自分に合うかどうか直感で感じることも大切になります。

納得したうえで面接に進んでください。

転職に役立つ資格5選

理学療法士転職に役立つ資格

転職に役立つ資格を以下に5つ紹介します。

転職先や希望する分野によっては有利な資格です。

  • 認定・専門理学療法士
  • ケアマネジャー
  • 福祉住環境コーディネーター
  • 栄養サポートチーム(NST)専門療法士
  • トレーナー資格

認定・専門理学療法士

理学療法士としての質を高めたいのであれば、認定・専門理学療法士がおすすめです。

「公益社団法人日本理学療法士協会」が実施している資格で、日本理学療法士協会に所属していることが必須条件となります。

認定・専門理学療法士を取得するためには時間と費用が必要です。

しかし、現状では資格を持っていることで給与が上がるなどありません。

理学療法士が増える中で差別化ができ、自己研鑽や技術向上の意味合いが強いのが現状です。

ケアマネジャー

ケアマネジャーは実務経験5年以上もしくは900日の勤務実績があれば受験可能です。

介護保険分野に関する知識を得ることができ、ケアマネジャーとしての勤務もできます。

特に訪問分野や介護保健施設への転職を検討している方にはおすすめです。

知識を活かして周囲への提案や情報共有がスムーズになるでしょう。

また、理学療法士として体力がキツくなった際にはケアマネジャーとしてセカンドキャリアも望めます。

福祉住環境コーディネーター

福祉住環境コーディネーターは医療・福祉・建築の分野について幅広い知識が必要であり、対象者の住みやすい環境造りを提案します。

受験資格は特になく誰でも受験可能です。

理学療法士の基礎的な知識があれば、建築分野の勉強をすることで2級までなら簡単に合格できるでしょう。

資格があることで給与面でのプラスはありませんが、住宅改修や福祉用具の提案に役立ちます。

栄養サポートチーム(NST)専門療法士

栄養サポートチーム(NST)専門療法士は栄養サポートチームに参加し活躍します。

理学療法士はカンファレンスの中で、消費カロリーの把握や筋力・持久力の評価がメインです。

医療施設や福祉施設での業務経験が5年以上あり、かつ栄養サポートに関する業務経験があることが受験資格のひとつにあります。

将来的に栄養サポートチーム(NST)専門療法士を取りたい方は、NST業務に関わっておきましょう。

トレーナー資格

理学療法士がスポーツ分野やフィットネス施設で活躍するためにトレーナー資格があるといいでしょう。

たとえば、トレーナー資格には以下のような資格があります。

  • CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
  • NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー

上記以外にもピラティスやヨガの資格も人気が高いです。

将来的にスポーツ分野やインストラクターに興味がある方は積極的に取得することをおすすめします。

理学療法士は病院以外でも活躍できる場は多い

本記事では、病院以外でのおすすめ転職先や転職に役立つ資格、転職の流れを解説しました。

以下に概要をまとめます。

病院以外でおすすめの転職先5選

  • 訪問看護ステーション
  • 介護老人保健施設
  • スポーツ・フィットネス施設
  • 一般企業
  • フリーランス

転職活動3ステップ

  1. エージェント型転職サイトに登録する
  2. 希望条件を伝えて求人情報を探す
  3. 見学or面接

転職に役立つ資格5選

  • 認定・専門理学療法士
  • ケアマネジャー
  • 福祉住環境コーディネーター
  • 栄養サポートチーム(NST)専門療法士
  • トレーナー資格

転職を検討している理学療法士の方はぜひ参考にしてください。

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